【円山】のど自慢見ながら生姜焼き定食|大衆食堂あじへい
札幌で円山といえばおしゃれなレストランやカフェ、すこし意識の高いイメージがわたしにはありました。
ですが今回円山だってそれだけではないんだぞという、イメージをいい意味で払拭してくれた定食屋さんに行きましたのでご紹介させてください。
今回は「大衆食堂あじへい」さんにおじゃましてきました。最寄り駅は地下鉄東西線西28丁目です。
この日はなぜかがっつり定食が食べたくなって探したらここがでてきたのでマップとにらめっこしながら早速むかいました。
外観はこのような感じ。黄色で大きく店名が書かれているのでうっかり通り過ぎる心配はなさそうです。
私が行った時はドアに網戸がついていて、やってる?て状態でしたが、ドキドキしながら開けたらやってました。
昔ながらのごちゃごちゃとした定食屋さん。決して「きれい」とは言えないけれどどこかぬくもりのあるお店。席はカウンター数席とテーブル席3つほど。
このときは人が結構いて、お店の2/3は埋まってました。わたしがいる間にでていく人もいれば入ってくる人もいたので入れ替わりはすごかった。お昼時にいったので、当たり前といえば当たり前ですが。それくらい繁盛してそう、ともいえます。
個性的なお母さんに案内されカウンター席につきます。
席から見える景色。食器や調理小物が乱雑に並べられています。
大きな窓が開放感を演出。(?)
でいざメニューをとおもったら席にない。ぐぬぬ。
ここは壁に貼ってあるメニューから選ぶようになっているので初見さんや優柔不断な方は注意ですね。
わたしも優柔不断すぎる人間なので壁を見ること5分。傍から見たら壁をじーっとみてるあやしいお客。
結局好物の生姜焼きにすることに。揚げ物じゃないしヘルシーかなと思って。
せわしなく寡黙に注文をこなしていく店主。次々とくるお客の注文をこなしていくてさばきというか身のこなしは職人技としか言えません。ほれぼれ。
上の画像は野菜炒めをうつわにもっているところです。なかなか美味しそうです。
待っている間、テレビでのど自慢大会を見ていました。昔は親がよく見てましたが、久しぶりに見ると面白いですね。はりきすぎて空回りするひととか、踊りだすサラリーマンとかめちゃめちゃ演歌うまいおばあちゃんとかいろんなひとがいます。そして容赦のない鐘。かんかーーんって。
昭和感あふれる定食屋さんでこれまた昭和感あふれる番組をみる平成生まれの平成最後の年。感慨深いです。
そして生姜焼き定食到着ー。
野菜がこんなにてんこ盛りなお皿初めて。生姜焼きのタレがたっぷりのったお肉美味しそう。
ライス。小盛りで普通盛り(大)くらい。尚おかわり自由。
お味噌汁。おだしのきいた程よい味でほっこり。わかめあげ菜っ葉が入ってました。
ほんとにボリューム感あります。ぶ厚い豚肉もやわっこくて味がしみしみで最高。
それををオンザライス~!お米がまたしっとりふっくらでうまいのよ。
しょっぱすぎず、しょうががガツンときいており、元気がでそうなお味。どちらかというと甘みのきいた生姜焼き、とてもとてもおいしかったです。ごはんも無限にすすんでしまう。タレがほんとに絶妙でおいしい。
山盛りに添えられたキャベツの千切りも細めに切られており繊細な歯ごたえ。シャキシャキふわふわ。
タレアップ。ごまと生姜とにんにくも感じた。
あっという間に完食!げふん。
食べている間もお母さんの声掛けが神がかっていた。お水も減ったらすかさず持ってきてくれたし、ライス足りなかったら言ってねと何度も言ってくれました。
出ていくお客にはいつもどうもね!気をつけてね!って言ってたし。
こりゃあごはんもよりおいしくなります。行ってよかった。
ごちそうさまでした。